2009年 7月 29日 記 |
住宅ローンとクレジットカード
皆さんは、クレジットカードは何枚位、お持ちですか?
実は、クレジットカードと住宅ローン(借り換え)には深い関係があります。
例えば、クレジットカードを10枚持っている年収500万円のAさんが、銀行窓口へ住宅ローンの
申込みに行ったとします。Aさんはクレジットカードでの借り入れ等、何にも使用していません。
しかし、大抵の場合、この申込は否決となります。
又、他でも述べていますが、銀行は否決の理由は教えてくれません。
では、何故に否決になったのでしょうか?
それは
クレジットカードには、無担保ローンのキャッシング枠が設定されている為です。
一般的に1枚のカードには、30万円程度のキャッシング枠が自動的に付けられています。
つまり、Aさんは300万円位のキャッシングが出来る与信額を持って
住宅ローンを申し込んだ事になり、それが理由で否決となった可能性が非常に高いのです。
住宅ローン申込時の個人属性チェックとしては、おおよそ年収の3分の一程度が上限で
これを超える与信額(キャッシング枠)があると否決となる場合が多い現実があります。
Aさんは、理由も告げられず「もう、住宅ローンは組めない」とあきらめてしまうかもしれません。
このようにならない為には
昨今では、いろんなカードにもオマケとしてクレジットカードがついてくる事が良くあります。
昔は、『カードが作れる=自分は信用がある』という考え方が浸透していましたが、
今では全くの錯覚としか言いようがありません。
実際に必要なクレジットカードは、2〜3枚あれば、十分生活には困らないかと思います。
住宅ローンを考えるならば、不要なクレジットカードは作らないようにしなければなりません。
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