住宅ローンの相談は、銀行の窓口で良いのでしょうか?
住宅ローンには様々な種類があり、一般の方には複雑で理解しにくいものです。
毎週土曜、日曜日になると多くの銀行が、住宅ローン相談会を催していますが、相談会とは名ばかりで、お客様の囲い込みを目的とした、自行方針に沿った営業窓口にすぎません。それが証拠に、他行との比較もなく、お客様のライフプランを聞き、それを含めたシュミレーションも一切してくれません。まして、住宅ローンの抱えるリスクについての説明などありません。
その銀行の売りたい商品を薦められるままに契約してしまうというのが現状です。
また、否決の場合も理由の説明は無く、これではその後の行動も起こせなくなります。本来サービス業であるはずの銀行としては、失格です。
例 1)
A 様のケース
住宅金融公庫の段階金利で現在2.55%が、11年目から4%になるので、○○銀行の相談会へ借り換えの相談に行ったところ、「260万円の損になるので借り換えしても意味がない」と言われて帰ってきました。
その1年後に当方に相談があり、計算してみると500万円も得になるという計算結果でした。
どうしてこんなに違いが出るのでしょう?
例 2)
B 様のケース
残高780万円で5.5%の高い金利を利用していた為、△△銀行へ借り換えの相談に行きました。銀行担当者は、「残高が1000万円以下の為、借り換えはできません。一括返済をお勧めします」との事。そのアドバイスに従い、数日後退職金と手持ちの資金で全額返済しました。
後日当方にて「1000万円以下の残高でも借り換えできる」ことを知り、B様は「△△銀行にだまされた」「金融庁へ訴える」と怒ってらっしゃいました。
以上のような例を抱える銀行の相談会!
このままでよいのでしょうか???